がじゅまるの家とは

わたしたちの想い

私たちの住む徳之島は「子宝の島」と言われ、地域で子供を見守っていく人と人がつながっている社会、自然に恵まれて危険が少ない、安心して子育てができる地域です。

私たちは平成17年から子育てサークルとして発足し、その後子育て支援のニーズを感じ、平成22年に子育て支援NPOとして法人格を取得しました。

設立当初より大切にしてきたことは以下の3点でした。

  1. 子育て世代のニーズに心を寄せるということ
  2. 島で子育てしている親も子も一人も孤立させない
  3. 子育てが楽しいと思ってもらえる環境をつくる

これらをmissionとして、徐々に様々な事業を展開して現在に至ります。この事業の展開には同じ想いの地域の方、行政の方、島出身の方々が支えてくださっております。

これからもこれらを大切にし、民間だからできること、民間にしかできないことを地域を巻き込んで取り組んでいきたいと思っています。

そして「子宝の島 徳之島」が名実ともに残されていくこと、それらを島から中央に発信することで、子育てを取り巻く環境が少しでも改善されることを願っています。

うまれた子どもたちすべてが幸福感をもてる社会になりますように。

NPO法人 親子ネットワーク がじゅまるの家
理事長 野中涼子

設立趣意書

私たちの住む徳之島は、平成21年に発表された過去5年間出生率(合計特殊出生率)で徳之島3町がベスト3を独占しました。とてもうれしいことです。しかし、実際の出生率は下がり、子どもの数は減っています。
私たちは子育てをする場所として、地域で子供を見守っていく、人と人がつながっている社会、自然に恵まれて、危険が少ない、安心して子育てができるなど徳之島は恵まれていると思います。
しかしその一方で、核家族も増え、また転勤などで来られた方々には育児をサポートする体制がなく、孤立化している現状があります。今までは必要なかった (かもしれない)そのような体制が必要となってきています。社会が意識して子育てを支えていかなければならない時代です。近年増加する虐待の相談もそのよ うな地域の支えがあれば防ぐこともできると考えます。
また、徳之島は離島ゆえ、出産する環境も整っているとは言えません。母親になる人にとって、妊娠・出産・子育ては連続性のあるものであり、包括した支援が必要とされます。
この環境を残すため、今こそネットワークの構築が必要だと思っています。誰でも子育てがしやすい島になるように、島から中央に発信できる、その可能性を秘めていると思います。
私たちは子育てサークルをきっかけとした母親達の中心となる団体です。これからは「われんきゃ広場」の運営を基盤に子育ての楽しさを分かってもらえるような活動とともに妊娠中からのケアを充実させ、安心して妊娠・出産・子育てができる街をつくっていきたいと思います。
このようなことから、妊娠・出産・子育てに関する事業を継続的に行い、島民の福祉向上に寄与するため、特定非営利活動法人を設立するものです。

地図イラスト
住所がじゅまるの家
〒891-7101
鹿児島県大島郡徳之島町亀津4223-7
電話番号0997-82-0660
(月~金曜日/09:00~16:00)

※住所・電話番号は事業ごとに異なります。各事業のページをご確認ください。